2013年4月3日水曜日

2013呼びかけ

核兵器と戦争のない平和な世界の実現を願う
2013広島-長崎リレーマラソンへの参加呼びかけ
       実行委員長  八重樫智彦 

 広島と長崎に原爆が投下されてから今年で68年目になります。
 核兵器は非戦闘員を含む多くの人々の命を一瞬にして奪い、あるいは深い傷を負わせ、後遺症による苦しみを与え続け、地球環境を破壊する非人道的で残虐な最悪の兵器です。その核兵器は1986年の約7万発から約2万発まで削減されたとはいえ、人類を何度も滅亡させられるだけの破壊力を持っている状況に変化はありません。 
 日本は第二次世界大戦で多くの人々に被害を与え、日本人も大きな被害を受けました。それを踏まえて制定された日本国憲法第9条では「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」ことを謳い、国際紛争を平和的な手段で解決することを宣言しました。この考えが日本だけでなく、世界に広まっていくことこそが、核兵器と戦争のない平和な世界の実現につながると思います。
 また一昨年は、絶対安全であるはずだった原子力発電所で放射能漏れという大変な事故が起きました。
 私は核兵器も戦争もテロも原発事故もなく、世界中のどこでも自由に走ることのできる時代になることを願います。
 広島と長崎では、今年も原爆が投下された8月6日と8月9日に核兵器のない世界を願って、犠牲になられた方の追悼と平和を願う集会が行われます。
 その日に合わせて、2013年の夏、平和な世界の実現を願いながら、広島から長崎までリレーして走ってみませんか。

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